白珠ちかのブログ

占い師・白珠ちかのブログです。

片付けられる乙女座になった理由

こんにちは。白珠ちかです。

占いをやっています。

 

私は太陽と火星が乙女座にあります。

 

一般的な乙女座というサインのイメージには、「几帳面」「清潔好き」という言葉が出てくるかもしれません。

 

しかし、私は長い間、ものが散らかった部屋に住んでいました。

 

あまりにも部屋が散らかっているので、実家で私の部屋は「ブタ小屋」と言われていました。

 

一方、最近は、だいぶ床が見えて掃き掃除もでき、9割くらいのものが収納された部屋で生活できています。

 

この変化の理由を説明して、乙女座サインの力を発揮する条件を考えたいと思います。

 

求めることが定まった

 

理由のひとつは、自分が本当に持っていたいもの、実現したい暮らし方が分かったことです。

 

たとえば、いろいろな(ときには奇抜な)洋服を着ることが好きでしたが、コロナ禍の影響もあり、「素敵な服より着心地のいい服を着たい」という気持ちに変化しました。

 

そこで、持っていた服をだいぶ処分しました。

 

今は、なるべく綿100%・トップスは明るい色・ボトムスは黒、といった自分の条件に当てはまる同じ服を3枚ほどまとめ買いして、適宜洗濯しながら着ています。

 

また、実家に住んでいるときは、「捨てるのがもったいないから」と雑貨を部屋に置かれることなどもあり、部屋の構成がままならないところが多くありました。

 

一人暮らしをはじめたとき、せっかくだから自分の意思を正確に反映した部屋作りをしたいと思い、部屋についていろいろ考え、方針を決めました。

 

たとえば、こんな感じです。

  • 掃除道具を持つだけで掃除をはじめられる部屋にする
  • 装飾のみの目的のものは置かない
  • 見ていて疲れないよう、ポスターなどを壁に貼らない

 

また、ひとつひとつの方針を突き詰めていくと、私が部屋に求めることは、仕事ができて、眠れて、好きなものを保管しておけるという3点だと分かりました。

 

今の部屋作りはとてもうまく行っていると思っています。

 

他人の「いい部屋」にとらわれない

 

理由のふたつめは、他の人が言ういい部屋のあり方や、生活のしかたを取り入れなくなったことです。

(ひとつめの理由と根本は同じことを言っていると思います)

 

繰り返しになりますが、私は自分の家で仕事ができて、眠れて、好きなものを保管しておければ満足です。

 

だから、テレビやソファーは目的に沿わないので置いていません。

 

仕事の道具や書類入れなどは、大きい机に全て配置して、手を伸ばせば取れるようにしています。

 

目を疲れさせたくないので、家具の色は統一しました。

(ホワイトで統一してしまったのは、目の疲れを考えると、あまりよくなかったかもしれません)

 

自分の考えを取り入れて、「自分はそう思わないけど他の人がそう言ってるから……」という選択をしなかった結果、自分がやりたいことを満足にできる、私にとってのいい部屋になりました。

 

理想:乙女座の万能出発点

ここまであげてきた「ブタ小屋と呼ばれる散らかった部屋に住んでいた乙女座太陽・火星の私が、片付いた理想の部屋に住めている理由」は、以下のふたつです。

  • 生き方、暮らし方において、自分自身の求めることが定まった
  • 自分のやりたいことだけを取り入れた部屋作りをした

 

ここから、乙女座サインが力を発揮する理由を考えたいと思います。

 

私は、以前から乙女座というサインの特徴について、「自分が完璧だと思う姿になりたくて努力する」という点があるのではないかと考えてきました。

 

重要なのは、他の誰でもなく「自分が」完璧だと思う姿、ということです。

 

世間の評価とは関係なく(たまたま一致することはあると思います)、自分にとっての理想になるためなら、想像できないような努力も嫌だと思わずに続けられるのが、乙女座というサインだと思っています。

 

私は、一人暮らし開始をきっかけに、自室の自分にとっての理想像を考え直し、「仕事ができて、眠れて、好きなものを保管しておける部屋」という結論を得ました。

 

それまでは、部屋に対して「片付いた部屋」「素敵な部屋」という漠然とした考えしかなく、自分自身で納得した理想はありませんでした。

 

また、家具についても、まだ子供だった自分のために両親や祖父母が選んでくれたものを使っていました。

(もちろん、働きはじめてからは自分で家具を入れ替えることはできたはずなので、私が理想を追求できていなかったのですが)

 

振り返ってみると、理想が固まっていなかったことで、努力を引き出すきっかけがなかったと思います。

 

あくまでも私自身の経験からの推察ですが、乙女座サインにとって快適な部屋を作り、維持するための出発点となるのは、「自分の理想」ではないでしょうか。

 

そしておそらく、その理想は部屋そのものに対するものでなくてもいいはずです。

 

ひとつの実現したい理想像から逆算して、どんな部屋に住んでいるか考える。

 

そして、理想の自分が住んでいそうな部屋を作り、維持する。

 

そんな形で、乙女座サインの要素を持つ人は「片づけられる人間」になりうるのだと思います。

 

さらに言えば、部屋だけでなく、自分で整備できるあらゆるものについて、乙女座サインは同じ過程をたどって質を高められるのではないかと、私は考えています。

 

自分でとことん考え抜いた理想を持つことは、乙女座サインにとって、万能の出発点であり、力を発揮する源泉です。